《MUMEI》
英雄記〜深紅の月〜
by

年に一度、太陽が最も高く登る日の夜にそれは現れる。

それを見ると誰もが悲しい、苦しい、辛い気持ちになってしまう。

僕もそうだ。でも違う。僕はそれだけじゃない。

安らぎを覚えるんだ。

どんな安らぎかと言うと――

――共感。

そう、共感だ。誰も解ってくれない気持ちを解って慰めてもらえる。そんな感じがする。

その不思議なモノの正体は、月。真っ赤な、月。人呼んで"深紅の月"。

でも、こう呼ぶ人もいる。

"孤独の月"と――


1:孤独の月
2:英雄の子
3:
4:
5:入学
6:
7:
8:

この作品のURL

友達にメールで教える
作品の感想を書く


感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫