《MUMEI》
Phantasmagoria 〜悲愴なる反逆者〜
by ほおずき

「人間とは、実に下らない存在だ。」

黒きに捕らわれし聖なる魔人は、相反する力を携え、死神の如く命を刈り取る。

「人間は、お前の言うようなもんじゃない!」

白きに見初められし雄々しき勇者は、輝ける力を用いて、普く命を明るく照らす。

「口で語るな。力で示せ。」

魔人、森羅を越する力にて勇者を排さんとす。

「何の為の言葉だ!」

勇者、万象を紡ぐ力にて魔人を止めんとす。

「最早言葉でどうこう出来る次元ではない!」

二つの力、決して相容れることなし。

「……やるしか、ないのか! 本当に!」

答は、闘争によって導かれん。


1:惨劇の日
2:明けない夜
3:沈まぬ太陽

この作品のURL

友達にメールで教える
作品の感想を書く


感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫