《MUMEI》
時空警察 未来!
by 武蔵 藍流

目が覚めるとある真っ白な世界。

「貴女も此に来たのね。え?此処は何処か?自分できたのに解らないんだ。まっ当然か。」

そこに居たのは蒼い警察制服を身に纏った二十代前半ぐらいの若い女性。少し見つめてから彼女は徐に口を開いた。

「此処は死後の世界。貴女は一度死んだのよ。」

笑顔で彼女は言った。

状況が全く読み込めない。一体彼女は何を言っているのか。すると、

「貴女には、どうやら資格があるようね。」

そう言われ、何故だか解らないが急に睡魔に襲われ、意識は遠のいていくのだった―


1:別世界

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