《MUMEI》

中は真っ暗。


俺は中に入った。


「おい!どこにいるんだ!俺は中に入ったぞ!」


するといきなり明るくなった。


「ようこそ。」


高級そうな椅子に、真っ黒の洋服を着たチビが座っていた。


「お前か、偉そうなやつは!」


「僕は偉そうですか?それより、僕と売買しませんか?」


「売買?」


「そうです。僕があなたの願いを買います。」


何言ってんだ
コイツ…。

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