《MUMEI》

俺はプレイコーナーに子供を放ち、子供が遊んでる間、保護者が座る長椅子に腰かけていた

長椅子が置いてある後ろには、もうプレイコーナーを卒業した少し大きな子供たちが遊ぶゲームコーナーがある…

といっても小学校低学年くらいの子供たちだが

変な人たちは、そのゲームコーナーにいた!

「ねー、もう代わってよぉ…泣」(語尾↓)

長椅子に腰かける俺の背後から、小学生くらいの女の子の声が聞こえた

振り向くと数人の女児と二人連れのオッサンの姿があった

オッサン二人は、女児たちに背を向け、床にヒザをついて何かをしている

オッサンたちは女児たちの声を無視するほど何かに夢中になっていた

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫