《MUMEI》 彼女は慌てて俺の影に隠れた 驚いたときの彼女の視線が、一瞬俺の背後を見ていた 俺は振り向いた… ベランダの端には、彼女の部屋と隣の部屋を隔てる仕切り板があるのだが その仕切り板の横から見知らぬ男がベランダの外に身を乗り出しているのが見えて 俺とバッチリ目が合った! その男は俺と彼女の半裸姿を覗いていたのだ 長ったらしい文章で書いたが、彼女が悲鳴を上げてから 俺とその男の目が合うまでは一瞬の出来事だった 次の瞬間、男はサッと顔を引っ込めていた 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |