|
《MUMEI》 電車で足を組んで座るDQN vs…シリーズ～電車内・駅は変人達のパラダイス④ これは今から２～３年前の話だ 季節は忘れたけど、雨が降ってる日のことだった なぜ雨の日だと覚えてるかというと、この記憶には"傘"が登場するからだ その日、俺は会社帰りの地下鉄に揺られていた 座席は全て埋まっていたが、立ってる人はまばら程度の混み具合だったと思う ちなみに俺は座っていた 俺の斜め向かいの座席には、一人の若者が座っていた その若者は高校くらい卒業してそうな年齢に見えるが 心の成長が遅いのか、まだ悪ぶった立ち居振舞いが抜けきらないような身なりをしていた その若者は狭い地下鉄の車内で、足を組んで座っていて 座る姿勢が悪く、座席から腰が半分ずり落ちるような格好で、組んだ足を前に投げ出していた 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |