《MUMEI》

だが惨切り頭は俺のプレッシャーを無視しやがった!

つーか、気づいてもいない様子だった…

(コ イ ツ マ ジ ム カ ツ ク !!)

惨切り頭は完全に俺を無視して、大勢の乗客がいる中で、アホ面で鼻クソほじって舐めてやがる…

どつやらこの男は、極度に周りの空気を読めない人種らしい

すると…

「○△×□…」

惨切り頭はなにやら意味不明な独り言を呟いた

(は!? なんだ!? いま何つった?)

惨切り頭が呟いた言語は日本語ではない

大陸の言葉でも半島の言葉でもない

おそらくこの男の脳内でしか通じない"夢の国の言語"なのだろう…

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