《MUMEI》

コンロにかけたヤカンの水が、徐々に お湯に変わってゆく…

「カリーヌードル、そろそろお湯が沸くぞ…」

「あぁ…そうだね…」

「怖くないか…?」

「どん兵衛が一緒にいてくれれば、怖くないよ…」

「カリーヌードル…」

「どん兵衛…」

「愛してるよ…」

「僕もだよ…愛してる…」

「…服…脱ごうか…」

「うん…」

ぺりぺりぺり…

二人はビニールを脱いだ

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫