《MUMEI》

俺はツンツンを探した。しかしツンツンは部活をやっていないので、放課後のこの時間まで残っている可能性はほぼない。

それでも探した。俺は頭の中にいくつか選択肢を浮かべた。

1:夕日に染まる屋上

2:体育館裏

3:職員室


よし、ヒロインの初登場に相応しいロケーションの1番でいってみよう。

俺は屋上へと駆け出した。

しかし屋上へ続くドアが開かない。
ドアに貼紙がある。
「生徒立ち入り禁止」


馬鹿、ラブコメに屋上は必須だろ。なんで鍵が掛かってるんだよ。


しかたがない。次は体育館裏にでも行ってみるか。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫