《MUMEI》
計算通り。
救急車に運ばれる。
恐らくオレが入院していた場所と同じだろう。
全身が痛む。
また入院か……と呟く。
先程、タンカに運ばれる時に横目で目黒がパトカーに乗せられるところを見た。
とりあえず、こっちは終わった。
新斗の計算通りに。
後は……あっちだけだ。
「頑張れよ……薫」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫