《MUMEI》 俺は女性をまともに直視できなかった かといって目を伏せても、女性の胸とか毛が生えてるとことか目に入ってくる 「○○円ニナリマス…千円オアズカリシマス…○○円ノオカエシデス…」 チキンな俺はドギマギしながら女性誌の会計をこなした 釣り銭を返すとき、女性の手のひらに軽く指先が触れた 「ありがとう…」 キレイな女性特有の声色で礼を言ってくれた その声は俺のオスの本能を刺激し、女性のコートのはだけた部分に視線を誘わせた 小ぶりなオッパイだったけど、ツンて乳首が立ってて、かなりヤバかった… 女性は俺の反応を眺めて楽しんでるのか、クスッと笑った そして颯爽と毛皮のコートをひるがえして、店を後にした… 俺は「ありがとうございました〜」と挨拶するのも忘れて、女性の後ろ姿を目で追っていた その女性を見たのは、それが最初で最後だった… 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |