《MUMEI》
フェラ
「はあっ...はあっ...」

激しいセックスだった為
二人共息を切らせて
ぜぇはぁ言っていた。

まだ高橋さんの
オチンチンは
私の中にあり、
余韻に浸っていた。

「た 高橋さん...。」

恐る恐る声をかける。

「怜子ちゃん...セックス上手いね。彼氏に調教されてるのかな?」

ニヤニヤと笑ながら
聞いてくる。

「え、いや...その...」

何とも言えずに
口ごもる私。

「フェラしてよ。」

唐突だった。

「え?」

「俺の精子と怜子ちゃんの愛密でぐちゃぐちゃになったオチンチン綺麗にして?」

「...なっ!」

「彼氏にもフェラぐらいしてるだろ?俺にも。」

何このエロ親父。

今日初めて会った人に
フェラしろって?

いやまぁ...
セックスは
しちゃったけど...。

フェラって
好きな人でもちょっと
気がひける。

だって...
精子って苦いじゃん?

彼氏にフェラして
あげた後の口の中は
最悪すぎる。

その苦さがいいって
言う人もいるけど、
私は苦手だ。

私が返事をせずに
黙っていると、

「おらっ、くわえろ。」

「あァんっ!」

高橋さんらしくない
強引な言葉。

ずっとアソコにあった
オチンチンを抜かれ、
過敏に反応してしまう。

でもそんな事を
考えている間もなく

ズボッ

口の中にオチンチンが
入れられた。

「んんっ...!!」

勝手に高橋さんが
出し入れをして
感じだす。

やだ...苦い...。

「んっ!!んんぅっ!!」

抜こうとするも、
頭を抑えられていて
それができない。

「あっ...やべぇ...出る...出ちゃう...イく...!!」

ドビュッ

「!!!」

口の中に精子が
たくさん流れてくる。

苦い...。

「はぁっはぁっ、いいねぇ、怜子ちゃん。気持ち良かったよ。」

二回も射精した
高橋さん。

年も年だから
疲れてるんじゃ
ないかな、と思う。

あぁー、もう
心配なんかしなくて
いいんだってば!!

...セックス、
しちゃったんだな...

どうして
拒まなかったのか
自分でも謎である。

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