《MUMEI》

「宮原さん、私


宮原さんに言うことがあってきた!」


ちゃんと、宮原さんの目を見て


言うんだ


「宮原さん、私、


今まで宮原さんを助けにこれなくてごめん


怖くて、勇気がでなくて…」


あたりは静かで


私の声だけが響く。


「昨日、宮原さんが言ってくれた言葉、嬉しかった!


でも、嬉しかったけど、
私、それと同時に


後ろめたさや罪悪感も感じてて


今日もあんな態度とって…


私、宮原さんに甘えてた」


だけど…


だけどね、宮原さん


言うんだ、私の気持ち


私の想い

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