《MUMEI》

扉の中----------------


「おかえりなさいませ。」


執事服を着た紳士がそこにいた。


「ただいま、79。」


「今回は速いんですね。」


「うん。なんとなくね。」


「では魂をお預かりします。」


「うん。」


僕は、ビンを渡した。


「ねぇ、79。足はどこに?」


「大丈夫です。いつもの所にあります。」

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