《MUMEI》

「そう、ありがとう。」


「では私はここで、失礼します。何かありましたら、お呼び下さい。」


「うん。」


紳士79は、闇の中に消えて行った。



僕は椅子に座った。



この椅子に
座っているときが、
一番落ち着く。



僕は
座ったまま
寝てしまった。






第1章
シツレン--------------

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