《MUMEI》 「き、北野くん…っ」 まだ、ちゃんとお礼言ってない 市川さんたちのこと 北野くんは、気だるそうに 振り向いた。 「あの…っ この間の…市川さんたちのこと ありがとう…!」 そのとき、初めて 私と北野くん、目があった。 今まで何ヵ月も同じ教室にいたのに 目があったのは これが初めてだった。 前へ |次へ |
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