《MUMEI》
たまには他の目線から!!その2
〜手塚〜
俺のことをいきなりおっさん扱いした女子がいる。しかも、男子テニス部のマネージャーになった。

竜崎先生とはとても仲がいいようだが、テニス部の存在自体を知らなかったという。

話が変わるが、特殊クラスとは何なのだろう。生徒会長である俺でさえ知らない不思議なクラス、乾のデータにも載っていなかった。

〜河村〜
不思議な女の子がいる。マネージャーとしての働きっぷりは乾のお墨付きで、さらに、運動神経もとてもいい子だ。

そう言えば、乾汁を普通に飲んでいたような気がする。変わった子だ。

特殊クラスって言ってたけど、教室、どこにあるんだろう。

〜菊丸〜
新しく入ったマネージャーの子、とっても身軽だった。

身長はおチビと変わらないのに、レギュラーの誰よりも速く走ってた気がするにゃー。

そういえば、俺が話すたびに顔をまじまじと見つめてくるんだけど、俺の顔と名前がまだ一致しないのかにゃー?

うーん、部活以外で会うこともないしにゃ。

特殊クラスっていそがしいのかにゃ?

〜大石〜
手塚に向かってはっきりとオッサン、って言った女の子がいる。彼女が手塚に言った言葉を聞いて、皆固まってしまった。

その後、竜崎先生により、マネージャーにされた彼女は、毎日しっかり働いてくれる。

この前、英二に「特殊クラスってどこ?」と聞かれたとき思い出したのだが…

特殊クラスってなんだろう?

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