《MUMEI》
風魔一族の話?聞かせてもいいけどね…
〜手塚〜
風魔の屋敷はとても広い。しかし、風魔は1人で暮らしていると言っていたのだ。この広すぎる洋館は風魔一族の所有物らしい。

「すまん、風魔。聞きたい事があるのだが。」

俺は思いきって風魔の一族について尋ねた。

「風魔の一族ってなんだ?この屋敷に何故1人で暮らしているんだ?」

「あぁ、いいよ。少し長くなるけどね」

猫と遊んでいた海堂と越前がこちらにきて風魔の両隣に座った。
不二は…まだ風魔と背中合わせに座っていた。
兎を眺めていた大石と兎を追いかけていた菊丸が俺の両隣に座った。
屋敷の中のデータをとっていた乾が壁にもたれてこちらに目を向けた。
広い屋敷に興奮してた桃城と河村がこちらにきて風魔の近くに座った。

皆知りたかったのだろう。

風魔は全員が揃うと静かに話し出した。

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