《MUMEI》
帰る
次の日はバイトが朝からだった。カフェに入るとなんと愛美ちゃんと佐山さんがいた。
「愛美ちゃん!久しぶり。酷い嵐だったけど大丈夫だった?」と聞いた。
「うん…結局ファミレスに泊まったんだ。」と愛美
「そんなに嵐酷かったの?」
「外に出られないほど酷かったんだょぉ〜」菜々はそこまで嵐が酷いものだとは思わなかった。なので驚いた。でも2人が無事に帰って来てくれてよかった。
「愛美ちゃん今度は私とも行こうね!」
「うん★行こう★約束ね。」
佐山さんが速水さん達と話していたが菜々達の所へやってきた。
「岩井さんそろそろ帰ろうか。」「はい。じゃね菜々ちゃん!またバイトでね。」
といって帰っていった。どうやら佐山さんが愛美ちゃんを送る様だ。
愛美ちゃんは笑顔だったけど、どこか寂しそうだった。デートで何かあったのだろうか?気のせいかな?菜々は少し気になった。
でも2人が無事に帰って来てよかった。
速水さんが「なんか2人妙な感じだったねー」「えっ?そうですかねぇわかりませんでした。」と菜々
自分もわかったけどあえて速水さんには伝えなかった。

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