《MUMEI》

それから


クスリと笑って


「メガネをとったら美少女、とか


よくマンガであるけど


まさか自分の親友がそれだったなんてね」


そう言った。


「そのメガネ


もしかしてだてメ?」


「うん」


「じゃあ…そのカッコは


変装してるってこと?」


「…うん」


「そっか」


稀穂は、それから


「言ってくれてありがとう」


って


言ってくれた

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫