《MUMEI》
バレた!?
「...ん?何?」

「セックスしてた時は夢中だったから言わなかったけど、何であんなほだされてたの?」

「...え?」

「怜子のオマンコ。俺の指をすんなり受け入れたから。」

やばい。昨日宏と
セックスしたからだ。

「わ 私も...オナニーしてたから...」

「あぁ...そういう事か」

「うん...」

「何かごめんな、疑ってるみたいな事言って。」

「だ 大丈夫」

どうしよう
どうしよう
どうしよう。

灯呉に謝らせるとか、
最低すぎる。

浮気したのは私なのに。

「俺...不安なんだ。怜子はモテるし、俺の前に元カレもいる。だから...捨てられるんじゃないかって」

「捨てるなんて...する訳ないよ...。灯呉の事、大好きなのに」

「っ!...ありがとな」

首の後ろ辺りを
かきながら向けてくる
照れながらの笑顔に
キュンとくる。

ホントに
灯呉の事は好き。

ただ...セックスが
足りないの。

もっと...宏みたいな
セックスじゃないと...

私...えっちに
なっちゃったのかな...

とりあえず
服を着る事にする。

「...もう帰るか?」

そう聞かれ、時計を
見てみると20時だった。

「うん...帰ろうかな」

昨日と今日、
二日続けてのセックスで
かなりアソコが痛い。

「送るよ」

「ん、ありがとう」

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