《MUMEI》 お風呂「それは無理...!」 「何でだよ」 ちゅっちゅっ 強引なキス。 頭がくらくらする。 抵抗しようとするも 舌をねじ込んで来る。 「だ...だって...んっまずまず、はぁっ...宏は彼氏じゃないでしょ...?」 「でも怜子ちゃんが他の男とキスしてんの、すげぇ嫌だった」 甘い吐息と共に 呟くように言う宏。 「わ 私...お風呂入る!」 ドンっと宏を突飛ばして 大声で言い放つ。 そしてお風呂場に 駆け込んだ。 ドキドキドキドキ 心臓の音が 鳴り止まない。 も もぅ...何なのよ。 全て服を脱いで、 お風呂に入る。 あー、気持ちいい。 ゆっくりと 浸かっていると 「俺も入るから」 その声と同時に お風呂のドアが開いた。 「え...き きゃぁ!!!」 「騒ぐなよ。昨日セックスした仲だろ」 「え、ちょ...一緒に入るとか...」 「逃げるのが悪い」 チャプン 宏が湯船に入って来る。 「大人二人じゃ、やっぱ狭いな。...おいで、怜子ちゃん」 確かにきつい。 でも...おいでって... 宏の膝の上に乗れって 事だよね...? 無理でしょ... 「ほら早く」 ぐいっと腕をひかれる 「ひゃっ!」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |