《MUMEI》
不清潔
「あっ...ァ...宏...んぁっ...不清潔だよ...ァア!!」

「何だよ、んなの気にすんな」

ずんっずんっ
宏は気にせず腰を振る。

「やぁっ!...アァ!!...だ...だってぇ...っあ」

「セックスに集中しろよ。余計な事考えんな」

お湯を気にする私が、
セックスに酔いしれて
ない事にイラだったのか
腰の振りが激しくなる。

「あぁっ!!...あっあっ...ン...ァア...はぁっ...あんっあんっ!!!んぅっ」

「そう...そうやって俺だけを感じろ」

ドピュッドピュッ

「あァんっ!!」

精液が入り込む。

痙攣する
宏のオチンチン。

だけど抜こうとはせず、
痙攣が止むと同時に
また腰を振りだす。

「あっ!あっ!...ん...ふぅっ...はァ!!あっ!!」

何度イっても、
宏は腰を振るのを
止めない。

もう無理...
もう出ないよ...!

そう思うのに
溢れ出す愛密。

湯船には精液と愛密が
浮かんで見える。

...なんてエロいの。

「はぁっはぁっ、何回腰振っても足んねぇ...」

ずちゅっずちゅっ

「あっあっ...ァア!!」

「気持ちいー」

耳元で吐息混じりに
言う宏の声が
エロくて堪らない。

と、宏が
腰を振るのを止めた。

...終わったのかな?

宏のオチンチンはまだ
私の中にある。
イった訳じゃないのに
腰を振るのを止めた宏に
疑問を抱く。

「ひ...ろ?」

振り向くとキスされた。

ちゅっ

「んっ!」

激しく舌を絡ませ合う。
二人の唾液が行き交い
もうどちらの唾液か
分からない。

「ちょっ!...ん...」

「湯船ん中じゃ、さっきまでの速さが限界。」

唐突に一言。

確かに、お湯の圧があり
そこまで速くは
挿入れてこなかった。

「お湯...勿体ねぇな」

そう言われて気づいた。

激しいセックスで
揺らされたお湯は、
湯船から出て行って
しまったようで、
お湯の嵩がほとんど
ない状態だった。

「ホントだね、沸かし直さなきゃお父さんが入れない。」

「ふはっ、まぁどちらにせよ、こんな精液と愛密だらけのお湯には入れねぇだろうけど」

「...!」

自分でも真っ赤に
なったのが分かる。

「赤くなっちゃって、可愛いな」

私の頬を撫でる宏。

「か 可愛くなんて...!」

ちゅっ

「可愛いよ」

激しいキスに黙り込む。
だって、反論する間を
くれないんだもの。

「んっ...ちゅ...ふ...」

「早く上がって、もう一回シよっか」

「...うん」

つい頷いてしまう。

宏のセックスは、
気持ちくて...



   好きだ。

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