《MUMEI》

そんなとき、入ってきたのは俺と同い年くらいの男。


黒髪で、結構イケメン。


だけど俺はまた溜め息をついた。
同い年や年下に接客するのはホントにやだ。クレーム客よりはましだけど。


そいつは2literの水を手にとると、俺のところに来た。


俺はさっさとバーコードを通して、値段を申告する。


向こうが出した金を受け取って、釣りを渡した。ホントにさっさと帰って欲しかった。

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