《MUMEI》

「テンアちゃんって、魔法をたくさん使っても、疲れないの?」


「あぁ。」


「便利だなぁ魔法って。」


「それより、もう行くぞ。日も沈んだ。」


「うん。」


俺たちは、部屋を出た。


村長と若い青年が、椅子に座っている。


「村長、ちょっと行ってくるな。」


「あっ、待って下さい。村人に途中まで案内させます。」


「そんな危ないですよ。」


「いえ、案内させて下さい。」


青年は、立ち上がった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫