《MUMEI》

「でも…。」


「私も旅人様の役に立ちたいです。」


「じゃあ案内しろ。途中まで案内したら、村へ帰れ。」


「は、はい。ありがとうございます。」


青年は、俺たちに一礼した。


「さぁ、行くぞ。」


俺たちは、村長の家を出た。


最初に目に入ったのは、星の光が反射しているテンアの氷だった。


「うわぁ綺麗だね。」



確かに綺麗だが、ほんとにテンアは、疲れていないのだろうか…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫