《MUMEI》
欲情
...どうしよう。

そう考えたら、
すごい嫌だ。

灯呉を裏切るなんて、
私にはできない。

この人が好き、
大好き、愛してる。

セックスに満足
できなくても、
この人の優しさが好き。

目の前にいる灯呉に、
抱きつく。

「うわっ!!」

灯呉は
すごく驚いたようで
受け身が取れず、
私が灯呉を押し倒した
体勢になった。

「...怜子?」

「灯呉...どうしよう私...興奮するの」

「...え?」

「灯呉...好き、大好き...」

「え あ あぁ...」

急な展開に
灯呉は顔を染める。

...可愛い。

ぷちっぷちっと
灯呉のワイシャツの
ボタンを外していく。

「...ちょ、怜子!?ここ、学校...しかも皆もうすぐ来るぞ...?」

「だって...ムラムラする...。灯呉がかっこ良すぎるのが悪いんだからね」

「...え」

ちゅぅっ

深く、キス。

「んっ」

キスされて灯呉も
その気になったのか
深く返してくれる。

「んっ...んっ...灯呉...はぁ...」

「怜子...」

さっきとは逆に、
私を押し倒す灯呉。

「...ホントに、いいのか?」

「うん...。早くぅ...」

そう言うと灯呉が
私の太股に触れる。

「っあ...」

気持ち良い。

太股を撫で、
パンツの上から
割れ目部分を触られる。

「あぁっ!」

「...すっげぇ濡れてる...」

「だから言ったじゃん...ムラムラしちゃってるの...」

「これは...すごいな」

パンツの中に手を
滑りこませた灯呉は、
オマンコに手をあてる。

「あっ!!」

そして、指を二本
入れられた。

「あっ...アァっ...!」

くちょっ

「やべ、俺も興奮してきた...」

そう言うので
灯呉のオチンチンを
見てみると
かなり勃起していた。

ズボンを押し上げ、
早く快感を味わいたいと
主張している。

「ねぇ灯呉...フェラしよっか?今痛いんじゃない...?」

「あー…いや、いいよ。痛ぇけど、今は怜子を気持ち良くさせるのが優先」

うっわ、かっこいい!!

めっちゃ嬉しい!!

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