《MUMEI》 一歩嵐の中、佇む君を見て 胸がきゅうんとなるのは 何故だろうか。 傘を貸したいのに、 一歩踏み出せない 歯がゆさ。 頑張れ僕、 足を前に出すんだ。 やっと踏み出した一歩。 それでも 君にはまだ遠い。 でもいいんだ。 動かないよりは 動いた方がいい。 やらないで後悔するなら やって後悔をしよう。 この一歩で、 届くかもしれない。 あと一歩で、 届くかもしれない。 そう思って 一歩ずつ踏み出す。 気付けば皆に 応援されていた。 暖かい、歓声。 足が軽くなって、 走り出した僕。 あぁ、 やっぱり動いて良かった。 君はもう目の前。 諦めないで、 踏み出せて良かった。 周りの人に支えられて、 嬉しかった。 誰かは頑張りを 見てくれているって、 ホントなんだな。 僕はもう迷わない。 前へ |次へ |
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