|
《MUMEI》 カコそれからも、カイは一週間に1度くらいのペースで、 「本当は好きなんだろ?」 と聞いてくるが… 「好きじゃないよ〜」 わたしも毎回これの繰り返し 照れ隠しもあるが…わたしは過去の恋愛で、かなり臆病になっていて、 素直に「好き」と言えなくなっていた。 元々傷つきやすい性格なので、過去に付き合った人も 自分からは告白してはいない。 惚れやすいのもあって、付き合ってから、どんどんのめり込んでいくタイプだった。 でも、結局は振られてしまう。 わたしは、好きとか言って付き合ったくせに、振られる意味がわからず… 好きなのに別れなきゃいけないなら、いっそ、好きな人ほど、付き合わない… そうすれば、別れる必要もないし、ずっと一緒にいられる。 そんな考えを持つようになってしまっていた。 だから、毎回、カイの質問には、 「好きじゃない!!」 と答えてしまう。。。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |