《MUMEI》
『下ネタ過ぎて、妹っちゃう♪』
 

【19歳の誕生日の時の話】




6歳の妹「男の子はどうやって、おチン●ン洗うの〜!」



 七月某日! その日、誕生日をむかえた俺は、母親と3人の妹たち(3歳に6歳に8歳)と一緒に寿司屋に来ていた。


 泡立つ麦茶を飲みグッタリしてるは、本日の主役……それに対し飲んでもいないのに、悪酔いしてる3人組が……飲んでもいないのに、絡み酒を披露してくる。



3歳の妹「おっ○い! ○っぱい! (俺のシャツに手をつっこみ、俺のそれを揉みながら)」



 おっ○いパブの一部始終を披露してくるは、前♀戯のねちっこいオッサン! じゃねえや、俺の妹だ……運営さん、どうか3歳児の奇行をお見逃しください。



8歳の妹「臭い●ンチンには、お仕置きだ! カンチョーッ! (カンチョーってお尻に指すものだよね、前の方にやっちゃだめだよね)」



 SMクラブの一部始終を披露してくる、女王様! じゃなくて、俺の妹じゃねえか……運営さん、どうか8歳児の狂行もお見逃しください。



母親「ww」


 ニヤニヤ(すんな止めろよ)しつつ見守るは、その保護者。いつのまにか本日の主役は、本日の脇役に降格していた。







 そのあと母と3人の妹たちの家に行き、俺は誕生日ケーキを食べ――られた。



長女「デカい苺のところは、私のっ!」

次女「なら、上に乗ってるチョコはあたしのっ!」

三女「ぜんぶ、あたちの〜っ!」



 夕飯は残した癖に、冷蔵庫からそれが登場してくるや否や我よ我よと、 “美味しい部分争奪戦" をはじめる彼女たち。(※残された夕飯は、さっきの脇役がおいしく残飯処理させていただきました)



長女&次女&三女『ハッピバースデ〜、にいちゃ〜ん♪ ハッピバースデ〜、にいちゃん〜♪』



 しかしロウソクを立てたあと歌ってもらったこの歌で、脇役はもういちど本日の主役に配役され直した。


俺「ウルウル……ありがとうっ、親愛なるみんなたちっ……ウルウル」



親愛なるみんなたち『ハッピバースデ〜♪ Dear♪ にいちゃん――』







“三女"「フ〜っ」




俺「…………」







親愛なるみんなたち『――ハッピバースデ〜、TO YOU〜♪』




信頼なきみんなたち『さあ、食べよ食べよ! 私おっきいとこね〜』

信頼なきみんなたち『えええ、あたしがそれがいい〜!』

信頼なきみんなたち『ぜんぶ、あたちの〜!』




母親「ww」


 ロウソクの炎と共に本日の主役の座も、吹き飛ばされていった。







 母と三姉妹の家を出て、自宅のオンボロアパートへ帰り着いてから1時間くらいたったそのとき。一通のメールが届いた。



母親からのメール『生まれてから19年たったな…やっと19歳かまだまだ19歳か…おめでとさん頑張って☆』



 読むや否や、40秒で返信した。



俺『生んでくれて、アリが10匹』



 返信もまた40秒で返ってきた。



母親『たまには素直にありがとう言えば?(笑)』



 本日の脇役も、こいつにとっての主役には、配役されてたらしい←






写真:『所で、これ、誰の誕生日ケーキだっけ?』
http://www.fastpic.jp/images.php?file=0310338192.jpg







 

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