《MUMEI》 「−−−ということが昨日あったんだスゲーだろ」 次の日、早速新城まことに自慢しに行った。 「おかしいわよ、絶対おかしいわ。いつからあんたの友達になったのよ」 「そうきたか。まぁいいや、ツンツンがいれば友達なんていなくていいや」 「何それ、本当に気持ち悪いわね。ちょっと話したぐらいで勘違いしちゃって。 ご褒美のこともちゃんと言ったの」 「もちろん。ツンツンもやる気満々だったぜ」 「本当に?ねぇそれって全部あんたの妄想なんじゃないの」 「おまえは俺のことを何だと思っているんだ。嫉妬か、嫉妬しているのか」 「そんなわけないでしょう。まぁ恥をかかないようにがんばりなさい」 前へ |次へ |
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