《MUMEI》
歩のランチタイム
   〜麗羅視点〜


歩がやっと起きて

こちらに向かってくる。

「何で起こしてくれなかったんだよ〜!?」


「起こしたよ☆

でも歩っち気持ち良さそうに

寝てたから〜☆」


「それより早く食べないと

授業始まっちゃうぜ☆」


歩は、1人で

お弁当を開き食べ始めた。


「麗羅〜?

今日ね、私と海

用事があるから

一緒に帰れないんだ・・・。

ごめんね?」


『そうか・・・。

別に1人で帰れる。』


少し寂しかったけど

2人に心配を

かけないように

ちょっと強がり。


「そっか。

麗羅チャンごめんね。

また明日から一緒に

帰ろうね☆」


私は、コクンと頷いた。


歩がお弁当を

食べ終わり


話に参加しようとすると

午後からの

授業を知らせるチャイムが鳴った。


「俺、今日こんなんばっか・・・。」っと言い残し

歩は自分の席に

戻っていった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫