《MUMEI》
最初の罠
おお!やっぱりキレイ!
なんて感心している場合ではない!
「すみません、、」
頑張って声を出したつもりだった。聞こえていないみたいだ。
「こんにちは!!」
「あら。あなたね?新人さんは、」
よかったよかった。聞こえたみたいだ。
「私は寮母の無情冷です。」
「よ、よろしくお願いいます。」
「じゃあ、案内しましょうか!」
「はい、」
この人名前は情が無い、冷たいって書くのに以外と優しそうで少し安心した。
まあ、まだ交わした言葉は2、3語だけども、
「はい!とーちゃーく!ここがあなたの部屋だから!」
この人、ハイテンションだなー。
「みんなが帰ってくるまでまだ結構時間あるねえ、、
良かったね?今のうちに片付けておいてね?まずそこからやらないと!」
「はあ、」
「生きているなら片付けた片付けた!」
「え、?それってどういう、、」
「頑張って!莉子ちゃん」
とだけ言い残して冷さんは言ってしまった。
なんなんだ、一体。せめてここの寮の事とか教えてくれたっていいのに、私は冷さんへの不満をブツブツこぼしながら部屋に入って行った。


ーーーーコンコン。
「⁉︎、びっくりした、、どうぞ?」
一体私に何の用があるのだろうか。
「、、どうも、、わあっ!あなたが莉子ちゃん⁉︎あっ!まみって言うの!よ•ろ•し•く•ね!♡」
『マミの心の中の無料チェーーーーーっく!』
『START*\(^o^)/*』

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