《MUMEI》
校内案内
翼「うちらのクラスの隣が家庭科室だよ。ここで、給食で使ったトレイとかを洗うから。」

翼「で、その隣が家庭科準備室。ここには、調理実習とかで使う食器とかがあるから」

翼「それからうちらのクラスの反対側の隣が水のみ場を挟んで、1年教室だよ!その隣は、生徒会室ね」

翼「その隣がコンピュータ室。これで2階は、案内終了だよ!」

睦月「教室の数少なくね?」

翼「うちの学校は人数少ないからね〜」

睦月「へー。何人?」

翼「睦月くんたちをいれないで、25人」

睦月「!?すくなっ!?俺らいれても、27人じゃん!!」

翼「はははっ。仕方ないよ。これでも、多いときには、100人くらいはいたらしいよ?」

睦月「それでも、少ねぇーよ…ャ俺の前にいた学校は300人くらいはいたぞ?」
翼「!?多っ!?」

睦月「でも、一つのクラスに人がたくさんいるから、授業受けずらかったな…。その点、ここならいいかもな!」

翼(言えない…。授業はいつも脱線して無駄話になってるなんて……。言えない……。)

翼「そ、そろそろ、1階の案内するね。職員室側は、朝、登校するとき通ってきたから、いい?」

睦月「うん」

翼「じゃあ、ここが3年教室で、少し歩いた隣が木工室。ここで、技術と美術をするから。」

翼「その隣が、教材庫。部活とか授業とかで使うものがしまってあるよ。」

翼「階段はさんで隣がトイレで、その隣が音楽室。で、正面の扉を開けると体育館だよ!」

翼「行ってみる?」

睦月「うん。そういえば、この学校は、部活なにがあるの?」

翼「バドミントン部、卓球部、音楽部だよ」

睦月「すくなっ!?あ……でも、人数がいないから仕方ないか。」

翼「うん…だよね(笑)睦月くんは、部活なににはいるの?」

睦月「俺は、前の学校でバドミントンしてたからバドミントン部。皐月とダブルス組んでたんだぜ?」

翼「そうなの?私も、バドミントン部だけど、睦月くんたちのこと知らないな…」

睦月「無理もないよ。まだ、初めて2年しかたっつないもん」

翼「そうなんだ。うちのクラス、皆、バドミントン部だから、賑やかになるね〜」

睦月「だね」

翼「体育館、着いた。………何か、音する?誰か使ってるのかな?」

ガラッ

皐月「お前弱いな!w」

時雨「お前がつえんだよ!」ハァハァ

皐月「俺様は、強いからな!」ドヤッ

時雨「自分で言うんだ…。あ!翼。翼たちもバドミントンしようぜ!」

翼「睦月くんどうする?」
睦月「いいけど、ラケット持ってきてないよ?」

翼「いいよ。私の貸すから。行こっ!」

時雨「皐月、俺と組もうぜ!」

皐月「仕方ねぇなぁ…」

***********

寒菜「意外と仲良くなってんな…」

葉月「このまま、ゴールインしないかな?」

寒菜「ない話ではないな」
紗羅「お前ら、展開早いなっ!」

寒菜・葉月「それほどでも〜」テレッ

紗羅「いやいやいや…。誉めてないし…ャ」

寒菜「それより、あいつらがバド部だったなんて意外だな。」

紗羅「人は見かけによらないって言うじゃん。」

葉月「でもでも、あんな、カッコいいのに汗なんて似合わないよ?」

紗羅「似合う、似合わないより、やりたいか、やりたくないか、が大切でしょ…ャ」

葉月「それもそうだね〜」

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