《MUMEI》 俺は 渚の両親の立場には とてもなれそうもないと この時思った。 俺の考えが子供なのか? それとも 渚の両親の考えが 大人なのか? 俺には理解出来ない。 渚の両親は 『最後ぐらい 渚の好きなようにさせて あげたいって』 その一言だけ お姉さんに言ったらしい。 お姉さんは 両親に何も言えず 渚が寝ているすきに 俺に電話掛けたそうだ。 俺は お姉さんの話しを 聞くだけで 何も言えず そんな自分が情けなく感じた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |