《MUMEI》
出会い
校長の長い話が終わり教室を探すことにした。

やっぱり中学と比べて高校って校舎が大きいな…
迷子にならなきゃいいけど…

周りをキョロキョロしていると後ろからドンッと女の子とぶつかった
その子は背が小さく149cmぐらいだろうか?
ツインテールをしたサラサラな髪の毛だ

「いったぁ…」

「あっ…ごめんね…大丈夫だった?」

私はその女の子に手を差し伸べた
するとその子はその私の手をパシッっと払って

「うるせぇ、お前背高すぎんだよ!!」

え?ちょっと、それは酷くない??
当たってきたのはそっちだしそれに手はらわなくたって…

「…嘘。俺が悪かった。…ごめん。優しくされてちょっとだけ照れただけだから。手はらっちゃってごめん。」

え、謝った??
なんだ、普通に可愛い子じゃん。でも…あれ?

「君、女の子なのに自分の事俺って言うの?」

「あ゛?誰が女だって?俺男だし」

えぇぇぇぇえ!?
男!?で、でもツインテールだし…スカート履いてるし…それに可愛いし!!

「女装が趣味なんだよ悪いか?なんか文句あんの?」

「な、ないデス。。。」

なんか…変な子と絡んじゃったな…

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