《MUMEI》 気がつくと ユリは暗闇の中に 横たわって居たのだ。 ユリ『………んっ…此処は?何処なの』 見渡す限り暗闇で 静まりかえって いて 何だか気味が悪く ユリは 暗闇の中 1人 立ちすくむのであった。 すると 何やら遠くの方から 先程のメロディが聞こえてきて そのメロディが聞こえてくる 方角の先が 何だかぼんやりと 明かりが見える。 ユリはその明かりへと 向かう事にして 1人歩き始め 10分くらい歩いたのか 明かりが付いている場所に たどり着いたみたいだ。 そこには 大きな木の扉があり 『ユリ様お入り下さい』と 書いてあり ユリは 恐る恐る 扉を開けて 中に入った。 ユリが中に入った瞬間に 扉が閉まり 何やら『ガチャッ』と 鍵を締めるような音がした。 謎の声『ユリ様ようこそいらっしゃいました』 ユリ『…誰っ』 謎の声『申し遅れました 私は闇の番人と言います』 ユリ『…闇の番人?』 闇の番人『はい そうです 』 ユリ『私になんの用なの』 闇の番人『ユリ様の事を待っておられる方が居るのです 今からご案内致します』 闇の番人と名乗る者は そう言って ゆっくりと歩き始めたのだ。 ユリも 自分の意思とは関係無く 闇の番人の後を付いていき 薄暗い部屋へと通されたのだった。 その部屋の中に入り 正面に 何やら イスに座った 人物が ユリには確認できた。 闇の番人『闇の道化師様 ユリ様をお連れ致しました』 ユリ『闇の道化師……?』 闇の道化師『闇の番人 ご苦労様 そしてユリとやら ようこそ』 ユリ『……私に何か用なの?』 闇の道化師『うん! もちろん 用があるから 君に来てもらったんだよ』 ユリ『此処は何処なの?用って何?』 闇の道化師『まぁ そんなに焦らないでくれたまえ 君の他にも招待しているから そいつが来たら 訳を話すよ』 闇の道化師と名乗る者はそう言って 目を瞑ったのだ。 前へ |次へ |
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