《MUMEI》
では 始めましょうか。
タケルは 暗闇の中に1人

立ちすくむように 見える。


タケル『…此処が 奴の世界なのか?』

タケルは 特に怯える事なく

至って 冷静である。

タケル『…誰か そこに居るのか?』

そこに現れたのは 闇の番人だ。


闇の番人『……何故だ!』

タケル『誰だ おめーわ』

闇の番人『…これは 失礼しました 私は闇の番人と言います。あなた様をお連れするように あるお方に頼まれまして』

タケル『あるお方に……?』

闇の番人『…はい』

タケル『わかった それじゃ案内してもらおうか』

闇の番人『こちらへどうぞ』


そう言って 闇の番人は タケルを

闇の道化師の元に案内

するのであった。

その頃 ユリはと言うと

ユリ『…まだなの?』

闇の道化師『そう 慌てるでない 闇の

番人がもう1人招待者を連れて来る

から 待ちなされ』


その瞬間 大きな扉が『ギギィっ』と

開いて 闇の番人とタケルが

入って来たのだ。


タケル『…あんたが 黒幕かい?』

闇の番人『…タケル様をお連れ致しました。』

闇の道化師『ご苦労様 そして ようこそいらっしゃいました』

タケル『…あんたは 何を企んでいるんだ?』

闇の道化師『お二人が揃った所で 今回

招待した 理由をお話ししよう まず

お二人が選ばれた理由だが お前らは

私の最も 愛する欲望 《性欲 》を

持ち備えている 私は その性欲が

何よりも好きだ そこで 君たち二人

には 私のかわいいペットになる

権利を与えたくて 今日 此処に招待

したのだ。』

タケル『…何がペットだ ふざけんな』

ユリ『いい加減にして…』

闇の道化師『まぁ 私のペットに

なれるのだから 光栄に思いなさい』

ユリ『あんたは 頭がおかしいんじゃ

ないの』

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