《MUMEI》

 カナの目に映っていたのは、叶人の勃ち上がった男根だった。それはカナのナカに挿入れる時を待っていた。
「カナ…」
(早く欲しい…!)
 カナの花はナカを埋めるモノを見つけ、蜜をダラダラと零しはじめた。
「来て…」
 カナは叶人の男根を受け入れるために脚を最大限に開いた。
「痛かったら、言ってね?」
「…うん」
 叶人はカナの額に口付けた。そして。
「ぁあんっ!!!」
 カナの花は叶人の男根の先端部分を呑み込んだ。
「結構キツいな」
「初めてなんだもん…」
「できるだけ力抜いて、楽にしてて」
 叶人はカナのナカにゆっくりと飲み込ませていく。その度にカナは強い快感にのまれ、甘い声を上げた。
 叶人を呑み込む度にカナのナカから蜜が溢れ、2人の繋ぎ目を濡らしていく。その蜜はカナのナカから新しい蜜が溢れ出す度にソファーの上に垂れていった。
「カナ」
 ―グリッ
「あーーっ!!!」
 叶人の男根の先端部分が、カナの最深部にある聖域を突いた。
「ここが気持ちいいんだね」
 叶人はカナのそこをグイグイと徹底的に攻め上げる。カナはそこを突かれる度に叶人の男根をぎゅうぎゅうと締め上げた。
「もうダメ…!カナ、イっちゃう!」
「…俺も。カナのナカ、すっごく気持ちよくて溜まんない」
「叶人さんっ」
「射精すよ」
 ―ビクンッ
「…っ!」
「ん、ぁあーーーっ!!!」
 カナと叶人は同時に絶頂を迎え、彼女は聖域に彼の熱い迸りを受けた。
「気持ちよかったか?」
「…ぅん」
 カナはトロンとした目で叶人を見上げていた。
「よかった」
 叶人はカナから男根をやさしく引き抜いた。カナの花はヒクリと蠢き、白濁を零す。
「んぅ…」
 カナは微睡みながら、快感の余韻に浸っていた。

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