《MUMEI》
昼食
お腹すいたなぁ〜。

私は昼食を食べるため、食堂へとやってきた。
すると、そこにいたのは…


「う〜ん、AランチとBランチどっちにしよう?」
「まったく、雷蔵はまた悩んで…。」
そこにいたのは、五年ろ組の不破雷蔵と鉢屋三郎だった。

『やあ、雷蔵。三郎。』
「華村先輩!」と雷蔵。
「先輩も昼食を食べに来たんですか?」と三郎。
『うん、まあね。』
「じゃあ、私たちと一緒に食べませんか?」と三郎。
『え、いいの?』
「もちろんですよ!」と雷蔵。



「先輩、結構競技に出てましたね。
 お疲れ様でした。」
『ありがとう。
 でも、三郎も大変だったでしょ?
 特にバレーの実況とか…。』
「ええ、まあ。疲れましたけど…。」

『そういえば雷蔵。全く競技に出てなかった気がするけど…。』
「ああ、だってめんどくさいじゃないですか。なんかやってられなくて。
 だから、いろいろと…。」
雷蔵は笑顔でそんな話をしてきた。
…こいつくじ引きに細工しやがったな。



私たちはそんな話をしながら、楽しい昼食の時間を過ごした。
午後の競技も頑張るぞ!

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