《MUMEI》
潮吹き/oral play
「あーーーーーっ!!!」
 ―――ぷしゃぁーーー…。
 カナは絶頂に達して、潮を吹いた。
(気持ちよすぎて、自慰なのにオモラシしちゃった…)
 ―――ペロッ。
「ひゃっ」
 叶人がカナの指に絡み付いた蜜を舐めていた。
(くすぐったい…。でも何か気持ちいいかも)
「カナの蜜、何か美味しい…」
「はぁっ!?」
 叶人はペロペロキャンディーでも舐めているかのようだった。
「“甘月”なだけあって、文章だけじゃなく、カラダも甘いのかな?」
 叶人はカナの前に屈んで、彼女の敏感な場所に顔を近づけていく。
「…そんなことないですっ!」
「そうかな?」
 ―――ピチャッ。
「やっ!」
「嘘吐き。ココも甘いじゃないか」
 叶人はカナの敏感な場所から溢れる蜜を舐めていく。
(さっきイったばかりなのに…っ!)
 カナの花はさっき絶頂を迎えたばかりなのに、叶人の舌に反応して蜜を零す。
 彼の舌が、花弁や会陰をなぞったり、花の比較的浅い場所を抉ったり、それに与えられた快楽によって溢れる蜜を絡めとったり。その度に彼女の口から甘い声が漏れていた。
「新鮮で甘い…」
「かな…と、さん…っ!アソコ…、ペロペロしちゃ…っイヤ!」
「本当にイヤ?感じて、ダラダラ零しているくせに」
 叶人はカナに構わず、彼女の敏感な場所を舌で徹底的に攻めていく。
「もっ、むりぃっ!!!」
(イく…!)
「もうイきそうなの?さっきオナニーでイったばかりなのに、ね」
(イきそうなのに、もっと…欲しい)
 カナはもっと攻められたくて、叶人の頭を敏感な場所に押し付けた。すると彼の舌が一気に彼女のナカに潜り込む。
「…っ!!!」
(そのまま、ナカを舐めて…!)
「…ぁあん!」
 叶人の舌がカナの望み通り、彼女のナカで蠢きはじめた。
(本当にイっちゃう!)
 カナは手を緩めた。その隙に叶人の舌が彼女のナカから抜ける。
 そして…―――。

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