《MUMEI》 1枚の写真美月が去ったあと、暁の目線の先には1枚の写真があった。 「なんだこれ?」 よくみると、自分と美月のものだった。 「これは…」 暁が一番最初に思い浮かんだ人物は 金本 であった―…。 暁は、美月の様子も考えるとすぐに状況を理解することができた。 「まずいな…。」 暁は写真を自分のポケットにしまい、生徒指導室を出て、資料室に向かった―…。 前へ |次へ |
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