《MUMEI》 2人の考え「どうしよう。どうしよう。どうしよう。どうしよう。…」 美月は、家に帰るなり布団に倒れこみ、うずくまった。 「どうしよう…。私…。」 泣きそうになる美月―…。 (あなたの返事次第で、黙っておいてあげてもいいわよ…。) ふと、金本の言葉が頭を通り抜ける。 「返事次第…。」 つまり、別れろってことか? 美月は深く悩み込んだ。 美月自身、大好きな暁と別れたくない―…。 でも………。 「どうしよう…。」 やはり、別れるしか選択肢は無いのだろうか。 その晩美月は、眠れなかった。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |