《MUMEI》

その頃暁は、自宅のソファーで一人、考えていた。

鞄から1枚の写真を出す―…。

そして、見つめ続ける。

暁は、金本が美月に言ったこと―…。

美月が考えていること―…。

大体予想できていた。

しかし、予想できたからといって、金本に知られたという事実は変わらない―…。

暁は、何気無く、テレビをつけた。

ちょうどニュースで生徒への暴力の番組がやっていた―…。

ふと、暁はとある事件のことを思い出した―…。

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