《MUMEI》
例外と親友
「ふぁぁ」
大きなあくびをあげた少年は
眠気覚ましに洗面所で顔を洗った。
俺こと柴田健は今日、高校の入学式に行く
高校1年生である。(まだ違うが・・・)
ひとりだけの朝食を終え学校へと向かう。
「いつも通り眠そうだな相棒」
家を出た俺に声をかけてきたのは親友というかただの腐れ縁の佐藤光である。
「さっさと行こうぜ相棒」
と光が急かしてくるのでとっとと学校へ行こうと歩き出した俺は不意に背中に気配を感じて立ち止まった。
しかし後ろには誰もいない。
「勘違いか」
つぶやきながら俺は歩き出した。

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