《MUMEI》
#39-
知らないままで わかってしまった でも目覚めたら あっという間に 感覚は薄れていく 何が本当で何が違うのか それを踏まえても したいことも 言いたいことも 何から何まで ままならなくて それでもの答を 出そうとして 苦しすぎて 腫れ上がった 胃みたいに重く 吹きすさぶ中で 真っ暗になったら すべてを見ていよう 1913

0852 どうにか なんとか しなきゃ ならない とずっと 思ってる

0450 2358 0843 現実には関われていない。普通ではない対処を強いた。
2345 ありきたりにできる人に ありきたりでない物を強いた。だけどそれなしでは 生きたままで通れなかった。通ったあとも やはりそれでは 終わらせてはくれない。普通ではなくても 普通くらいに仕方がない。必要だからじゃなく どうしても越えなければ。死にそうだとしても 飛び越えた答までたどり着く。

0230 2340 2342 0053 **** まるまる空けてしまって 疲れきったり 思いつめたり 覚悟決めたり 考え直したり でも嫌でも 違ってても 何とかあなたに ならって行く

2342 自己不在を貫いてきた 大半の人生 息を吹き返す間もなく 息を止められて 死人を呼び起こして 死を強要する不義に あなたがそばでなくても 存在してくれるだけで 何でもなくいられる ものすごい力なら 本来備わってた でも全く違うものに 汚されて

ここで眠ってしまった 使いたくもないこの言葉 必要とならなかったはずの言葉 なぜならそうしないこと そうさせないこと どちらもに尽力してきた 死の人生においても
あなたと私に必要な言葉がないとしても あなたと私には関わりのないことだから あれからあなたと私の間に これからあったとしても それは誰にも関係などない 何もないところまで 壊されることはならない。

2255 ずっとここどれぐらいか 自身はいないままだった ただ空白と同じだったけど できるだけ意味のないもので ひたすら埋めては潰してた 何ひとつ受けられないまま 許容が感覚に触れることも 反射が間髪を入れなかった なぜ神経をなくした身体で わずかな見えないものを ぎりぎりで拾ったのだろう 空気の震えみたいなもの ほんの音にもならない魂の欠片

2343 できるだけ気分だけのことを かもし出せればそれがいい。意味はほんとの時にこそ 本来ならばほしいものだから。どちらもにとって それぞれにべつべつの 辛いこと。決してお互いに それを渡したいはずもない。だけど関係のないものが 常に間に流れてく。この世界に横たわる全て。だけどだから そこを飛び越える。それはそれだけで 十分だから。

0455 0655 あったことではなくて 考えたことだけ 思うことだけ 感覚だけ それでも どうしようもなく 導いてしまったことや 止められなく 触れられないことや できない不可能を 形に変えなくてはならない 意味を失っても 消えないであるから。

2243 目に見えることや 現実に起きたことを 避けなくてはならない。それが条件にある。だけど今日は 数字の日だった。ずっと捕まえられず 何回も目の前を 通り過ぎてた 月日が今朝なぜだか驚くほどきちんと まっすぐ収まった。そうしたら次は 夕刻5つを足して ぴったり千になった。ちょうど千しかなくて。しばらく具合は あまり良くなくて 最後の手段があるから それまでの口を閉ざそうとする。あなたがその安心を くれたことで本当の 悲しさでなく安全な 最後の幸福がある。

2333 見てもらうことのない たくさんの景色を いまだに撮ってしまう。見てほしいんじゃなく 何も見ないようにしてきた この目が何かを意図して どこかを一瞥する時 それが何であれ全部 向こう側にあなたがいる。それはただの長い年月の癖。でもこちら側は 現実の世界の事からは 離れておくことが 以前からのルールだから 無条件に溜まってくだけ。でもそれはそれでもいい。

0028 心配しなくても大丈夫。やっとあなたが解放されるのを、阻むものなどではないから。あなたが望まない方へ、引きもどってると嘆かなくてもいい。そんな程度のことじゃない。あなたが決めようとしてる気持ちは、そのまんまでいい。あなたに作用しないように、私が調節できればそれがいい。今はそれが叶えられなくても。

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