《MUMEI》

「モンスターは、近くにいる。数は10ぐらいだろう。静かに探すぞ。」


「うん。」

「おう。」


ユージは、腰にさしていた剣を抜いた。


俺は、中学の時、少しだけ剣道部に、入部していたから、戦える自信があった。


魔石もあることだし。


俺たちは、静かに探し始めた。


すると、
「キャピキャピ」

「キャピキャピ」

「キャピキャピ」


変な声がし、俺たちはゆっくり近づいた。

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