《MUMEI》

「あっ!」

シンヤがいきなり、大きな声で言った。


「シンヤ声が大きいよ。」


モンスターは、シンヤの声に気づき、ゆっくりこっちに、近づいてきた。


「なんで俺、忘れていたんだろ!!食料なら持ってきてたんだ!
なぁテン、食料出してくれよ。」


「「「そこで何をしている、キャピキャピ。」」」


『見つかった…。』


モンスターって
喋れるのかよ…。


しかも、
語尾についている
キャピキャピって
何だよ…。


全然
可愛くねぇよ…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫