《MUMEI》
町に着いて
町に着いた彼は、すぐさまその場に倒れこんだ。
「喉渇いたー」
そう言っていると一人の青年が水を持って
こっちに来た。
「飲めるかい?」
俺は、すぐさま彼の手から水をとり
それを飲み干した。
「助かったよ、ありがとう」
彼は俺の飲みっぷりに驚いていたが
「どういたしまして」
と言った。
「お前、名前は?」
俺は恩人の名前が知りたくて聞いてみた。
すると彼は、言った。
「僕はイナクだ。君は?」
「俺はコウガっていうんだ。よろしく!」
俺はイナクと握手をして、この町について
色々聞くことにした。

しかし彼は暗い顔をしてこう言った。
「この町からは早く出ていったほうがいい。
今、この町は・・・」
しかしその先は一瞬の出来事で聞くことができなかった。
遠くでの爆発音によって・・・

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫